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敷金・礼金無料物件のメリットとデメリット

目次

賃貸物件を探していると「敷金・礼金なし」と書かれた物件を見かけることがあり、一見魅力的に感じます。

しかし敷金・礼金が無料の物件には、それなりの理由があり、物件選びで失敗しないために、敷金・礼金無料物件のメリットとデメリットを解説します。

◆ 敷金・礼金とは?

敷金は賃料・補修費用を担保する目的の金銭で、基本的には退去時に戻ってくる預け金費用です。

ただし賃貸物件では部屋を退去するときに原状回復することが決められています。

そのためのハウスクリーニング代や入居者が故意、過失で壊した箇所の修繕費用として敷金が当てられます

礼金は言葉の通り、お礼として払う費用です。

◆ 敷金・礼金無料物件のからくり!デメリットに注意!

敷金・礼金無料だと初期費用が大幅に減るため、一見魅力的に感じます。

しかし、実際は金銭的に損をするような問題物件もあります。

問題物件の主な例を3つ説明します。

デメリット①:問題のある物件!?

1つ目は何か問題のある物件ということ。

空き部屋はなくしたいのが貸主の本音です。

敷金・礼金無料の物件は築年数が古かったり、駅から遠かったり、耐震基準に問題があったり、日当たりが悪かったりなどのマイナス要因がある場合も多く、敷金・礼金を無料にしてでも入居してもらいたいのです。

デメリット②:”その他の費用”が発生!?

2つ目は”その他の費用”が発生することです。

敷金はかからなくても修繕費や原状回復費用として徴収されたり、鍵交換費用が高額だったり、敷金・礼金以外のところで費用が嵩むケースもあります。

デメリット③:家賃、共益費に上乗せされている!?

3つ目は家賃、共益費に上乗せされているケースです。

貸主は他の物件よりも魅力的に見せるために敷金・礼金無料として興味を引きます。

しかし、初期費用の分はしっかりと家賃に上乗せしているケースもあります。

マンスリーマンションのように短期で退去するのが前提の物件の場合、多少家賃が高くても初期費用が安い方がメリットとなりますが、長期で住むとなると逆に金銭的損失となってしまいます

◆ 気になるところ事前に弊社スタッフに確認してみて!

敷金・礼金無料物件のデメリットを説明しましたが、それでも初期費用がかからないというメリットはあります。

入居時に十分な予算がなくで、多少不人気の物件でも気にしないのであれば、選択する価値はあるでしょう。

敷金が初期費用でかからなくても、退去時にハウスクリーニング代や修繕費は請求されるケースが多いため、最初に払うか最後に払うかの違いです。

また捉え方で残らない賃貸物件の費用を抑えたい方にも、上手にトータルコストを抑える方法もあるので合わせて相談いただければ最善のご提案をさせていただきますよ。

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